ストールクリップを作ろうとはじめて思ったのは16～17年前くらい。思いついたのはいいのだけど、クリップ部分に使うパーツがどれも納得いかず構想8年を要しました。
思いついたときはまだクレイをやっていなかったので、結果的には8年間作れなくて正解だったのですが。
これだ！と思うパーツに出会えた時は物凄く嬉しくて、早速作ったのを覚えています。
手芸店などで販売されているクリップパーツは小さくて、挟む部分がギザギザしていて、生地を傷めてしまうので、フラットでそれなりの強度で生地を挟んでくれて、クレイで飾る部分がそこそこにいい塩梅のサイズ感があり、軽くて素材はステンレス。という希望が全部揃ったクリップを入手できるようになって一気に思い描いていたものがカタチになりました。
デビューさせたばかりの時はまだ手作り通販サイトにもストールクリップというカテゴリーの商品はほとんどなく、わりと珍しい商品だったかもしれません。
近頃ではストール以外にもボタンのないコートやカーディガンなども増えているので活用の幅が増えている商品です。